針金の様に細く引き伸ばされた人物彫刻で知られるスイスの彫刻家、アルベルトジャコメッティの生涯と作品について、D・シルヴェスター『ジャコメッティ彫刻と絵画』(みすず書房)翻訳者の美術評論家、武田昭彦氏が講演します。
参加料:1,100円(当日受付にて)
4月開講 武田昭彦氏による 「アート学び舎」「やさしい美学読書会」
■「アート学び舎」
第1・3木曜13:30〜15:00 (月2回) 月謝4,400円/単参加2,750円
近代美術の生い立ちからシュルレアリスム・抽象美術までの流れをスライドを見ながらやさしくお話しします。基本は絵ならば形と色の構成の具合を見ますし、彫刻なら形と量感の具合を見るわけです。そして作家はこのような形・色・量感といった造形言語をそれぞれもっていますから、それを理解することがこの講座の目標です。
■「やさしい美学読書会」
第1・3木曜15:10〜16:40 (月2回) 月謝4400円/単参加2750円
美や芸術に関する名著を読んで、芸術一般の教養を高めることを目標とします。4〜7月はアラン著『芸術の体系』(長谷川宏訳、光文社古典新訳文庫)を読みます。ダンス・詩・音楽・演劇・建築・彫刻・絵画・デッサン、等々、アランの諸芸術に対する考えを読み解いていきましょう。
講師 武田昭彦 1952年北海道生まれ.法政大学大学院人文科学研究科博士課程修了.元横浜国立大学美学美術史講師.美学会、美術評論家連盟会員.主要訳書D・シルヴェスター『ジャコメッティ 彫刻と絵画』(みすず書房) |